夫の仕事に便乗して、今年も神戸に行ってきました。
今年は早朝の飛行機で行ったので、Sさんとの待ち合わせには時間がたっぷりあり、目的地近くの古刹、太山寺に行きました。
太山寺は、西暦716年建立とされていて、かつては比叡山に次ぐ天台宗第二の寺でした。
お寺が背負っている山の木は、ほとんどシイかカシ、その他の木も昔のままの植生をとどめているようでした。
と言っても、山に分け入ったわけではなく、社務所に置いてあったシイの実を、拾える場所を聞いて、本殿から遠くない奥の院に行っただけでした。
「三重塔の奥の赤い橋を渡ったあたり、いっぱい落ちていますよ」
と聞いたのに、シイの実はもっと季節が早いのか、落ちているのはカシの実ばかりでした。
仕方がない、カシの実を拾って、社務所で交換してもらいました。
カシの実は大きいのと小さいのに分けてみましたが、ただの個体差か、カシにもいろいろあるのか(ウメバガシが多いと聞いた)どんぐりはさっぱりわかりません。
模様がはっきりしているのと、そうでもないのがあるけれど、同じでしょうね?
シイの実は小さくてかわいい!
シイの実もウメバガシの実も食べられます。昔は食用にしていたのでしょうか?
2 件のコメント:
家内の里のしいの実はずんぐりしていますが
子供の頃食べたしいの実は細長でした(乾物屋)
谷に入ると「まてじ・マテバシイ」が、
大味ですが食べました。
戦時中ドングリを食べる研究がありましたが
タンニン酸が強いとか。
昭ちゃん
日本の原風景は照葉樹林と言いますが、八郷の辺りは植林した松が枯れると、代わって出てくるのはコナラ、クヌギ、クリ、山桜などで、シラカシも生えますが、全部が常緑樹とはなりません。でも、海岸近くだと植生は常緑樹が多くなりますね。全部常緑樹の山は、久しぶりに見ました。
我が家の近くにはスダジイはたくさんあるので炒って食べるとおいしいのですが、マテバシイも加工しないで食べられるとは知りませんでした。大味と言っても大きいから食べ出がありますね(笑)。
朝鮮半島にはトトリというドングリでつくったゴマ豆腐みたいなのがあって、東上野の韓国街の「トトリ」に行けば定食についてきましたが、とってもおいしいものでした。
コメントを投稿