2013年12月9日月曜日

白菜料理


こうじくんに、野菜をいただきました。いつも美しい野菜たち。
「涼しいところに置いておいてください」
あいにく、冷蔵庫はいっぱいです。


白菜をいっぱい食べられる料理は祖母から教わりました。
白菜半株を、四等分して、お鍋に立てて入れます。


塩をぱらぱらと振り、その上に肉を乗せます。もっとも祖母は豚肉ではなくて、鶏(かしわ)のささみを乗せていました。私が小さい頃、倉敷のあたりでは、「肉」と言えば牛肉のことで、かしわは鶏肉専門店で買いました。豚肉を初めて食べたのは、大きくなってからでした。
水を底に少々(一カップほど)入れ、


蓋をして火にかけます。


白菜の水が出て柔らかく煮え、肉にも火が通ったら出来上がり、手間いらずです。
取り分けて、三杯酢やポン酢を少々かけて食べます。
鍋ものにするとなぜか残ってしまう白菜も、いくらでも食べられます。結局二人で食べ切りました。




2013年12月8日日曜日

朱を閉じ込めちゃえ!


晩秋の風物詩のカラスウリ、大好きだけれど、生垣でのさばるのは困ります。


今年は、庭の手入れが行き届かなかったので、あちらにも、こちらにもぶら下がっています。


この艶やかな朱色、そう長持ちしません。
「ボンドを薄めて塗ってみたらどうだろう?」
まだ、中が乾燥していないので、重いカラスウリ。艶やかさを閉じ込めたら、果たしてどうなるのか、さっそく実験です。


まず、乾かす場所をつくり、下に紙を敷きます。


ボンドは水で薄めて、


その中に、カラスウリをどっぷりと、朱色が見えなくなるところまで浸します。


そして引きあげて、


吊るしました。


翌日、カラスウリは何でもなかったような顔をしています。
 

中には、先っぽにちょっとだけボンドが残っているのもありますが、ボンドを塗っているのといないのを比べても、違いがわからないくらいです。


さあ、この色のままで、しばらく持ってくれるでしょうか?


昨年のカラスウリと比べてみると、こんな感じです。




2013年12月7日土曜日

ロケット?


近くのこんこんギャラリーで、おだじまさんの木工と油絵展があったので見に行きました。
すると飾ってあったのがこれ、エゾマツの松ぼっくりをリスが食べたものです。
わぁ、素敵!
寒いところは嫌いだけど、行ってみたくなりました。


上がリスに食べられていない普通のエゾマツの松ぼっくりです。
赤松などの松ぼっくりをリスが食べたものは、「海老フライ」と言われていますが、これは海老フライのようではありません。
ロケットのように見えます。





2013年12月6日金曜日

イイギリ


昨年は気をつけていたのに、どうして実を見なかったんだろう、今年は近所のイイギリに実が鈴生りになっているのを見ました。年ごとに育っています。
我が家の50センチほどのイイギリもすぐ大きくなることでしょう。


こんこんギャラリーのわきの杉林の中に、イイギリが二本生えているのを、おだじまさんに教えてもらいました。


木の周りでは小鳥たちの声がやかましく聞こえ、杉林に入っていくと、たくさん実が落ちていました。


拾って来て、クリスマスの飾りつけに実をそえ、柊も拾ってきました。


飾るなんてものではない、ただ置いただけです。


玄関にも一枝、


玄関の反対側の棚にも一枝、鳥と同じくらい嬉しい気持ちです。

2013年12月5日木曜日


落ち葉を掃いていたら、下から苔が出てきました。


元気な苔。
苔を見ると、いつも抜いてしまうかどうしようか迷います。苔もきれいだけれど、そのあたりの他の植物が育たなくなります。けっこう苔は強いのです。


落ち葉を寄せるにつれ、あちこちから苔が顔を出します。


我が家は丘の上にあり、谷筋のように湿気ていません。でも苔はちょっとした日陰を見つけて、すぐ繁殖します。まあ、様子を見ましょう。




2013年12月4日水曜日

トチの葉柄

 いっとき、松明を照らしたように輝き、北側の窓から明かりを入れてくれていたトチが散りました。


もう数枚の葉を残すだけ、


足元には、葉っぱの絨毯が、敷き詰められています。


ところで、トチの葉柄は、一年もすると跡形なくなくなってしまいますが、落ちたてを拾っておくと、工作に役立ちます。
魚のモビールをつくった時は、残念ながら長いものしか拾っていなかったし、まだ落ちてもいなかったので、長いもので代用しました。


ということもあり、今年は太くて長いのだけでなく、短い葉柄も拾いました。




2013年12月3日火曜日

嵐の前の静けさ


センダンの葉がずいぶん散りました。


まだ、ヒヨドリはセンダンの実に目もくれません。


葉が全部落ちてしまって、


実もそろそろ落ちようかという時期が来ると、一斉に集まってくるのです。
それまで、あと一息です。