2016年8月20日土曜日

このあたりの郵便屋さんは、都会の郵便屋さんとは守備範囲の広さが違います。
さらに、ポストに入らない郵便物は、「入らなかったから」とわざわざ手渡してくれます。

昨日も、作業をしていたら、郵便屋さんの声がしました。受け取ると、ずっしりと重い。北海道ののらさんが、『のらつうしん』と一緒に、浜辺で拾った石を、送ってくれたのです。

ただの石、でも全部私の好きな丸い石が、北海道から旅をしてきたなんて、郵便屋さんもびっくり、思わずにやりとしてしまいます。


夜になって開けてみたら、ぺちゃんこになったクスサンの繭が入っていました。
以前、庭で見つけたクスサンの繭のことを書いたら、 のらさんが覚えていて、浜に漂着したクスサンの繭を送ってくれたのです。
それにしても、ほとんど黒に近い色が、とってもきれいです。


草で編んだ籠と同じかしらと、水に浸して柔らかくして、形を整えて干して置いたら、素敵な形に修復しました。
 

なんてすばらしい籠の編み手なのでしょう。
そういえば、私が拾ったクスサンの繭は、忙しさにかまけて放っておいたので、雨風に飛ばされて、消え失せていました。


繭と言えば、しばらくまえに、材木置き場の整理をしていて、屋根としてかぶせていたシートを外していて、ヤママユの繭を拾いました。


まだ、緑色の繭を拾ったのは初めてでした。


お隣りのくみさんからもらった繭は素敵な緑色でしたが、


私が拾ったのは、月日が経って脱色したものばかりだったのです。


ここに住み始めた当座は、ウスタビガの繭をよく見たものでしたが、最近は見ていません。
「人の住むところなんて」
と、ウスタビガが敬遠しているのかもしれません。





2016年8月18日木曜日

私にもこんな力があったなら


家の北側の草むしりをしていたら、蜂らしきものが自分の身体より大きいバッタを捕まえて、柱をよじ登ってきました。


いやはや、やるねぇ。
このあと、蜂はバッタを持って飛んでいきました。
すごい力持ちでした。







2016年8月17日水曜日

静と動

玄関を入ると、階段の向こうに手入れの行き届いたみどりが見えるはずですが、そのみどりの先に夫が材木を積み上げてから、すっかり手入れする気がそがれてしまいました。

タマリュウを植えてあるところは、春にはスギナが伸び放題、そのあとにドクダミやシダが生い茂り、それを取り囲んでいるつつじも枝を伸ばして、足を踏み入れられないジャングルの様相を呈していました。
母屋の北側はそこだけでなく、なにもかも伸び放題、行くのも億劫な空間になり果てています。


昨日、意を決して草を抜いて、つつじやモチを刈り込みました。


窓近くには大きなコガネグモが巣をかけていました。


糸で巻いたアブを抱えています。
しばらくして、アブは下に放り投げるようにして吊るしました。

私が伸び過ぎたドクダミをせっせせっせと抜いている間、コガネグモは微動だにしません。
「まあ、退屈しないの?」


せっかくの巣ですから、壊さないように草むしりしていたのですが、モチの木に絡まった蔓草を取り除いたら、糸が切れて、巣が不安定になってしまいました。
そのときは、コガネグモは動きませんでしたが、しばらくして動きました。まず左上、次は右下、最後に左下のまだ残っているドクダミに糸を掛けて、どうやら巣を、応急措置的に補修したようでした。
その素早いこと、素早いこと、まるで別人(別蜘蛛)のよう、修理が終わると、また下を向いて静止です。


あれぇ、手元にカメラがないときでしたが、アブを捕まえました。
その時は、下向きではなく上向きになっていて、
「なんだ、なんだ!」
口からざざっと、1センチ幅くらいの糸でつくった帯を吐き出して、アブを瞬く間にぐるぐる巻きにしてしまいました。
ものすごい早業!
そのアブも、下に吊りました。


今朝室内から蜘蛛の巣を見ると、昨夜大雨が降ったというのに、コガネグモは健在でした。
そして、昨夜大宴会をしたのでしょうか、吊るしたアブは二つともなくなっていました。

アブは、衣服の上からでも刺します。しかも刺された跡が何日も痒いのです。
コガネグモさん、頑張って!






2016年8月16日火曜日

こんなところにも


一階と二階の間に空いている隙間に壁を張ろうと上ってみたら、おや、こんなところにナガコガネグモが巣をつくっていました。
 

といっても無人(無蜘蛛)です。
  

この日はちょっと風が吹いていて、ゆらゆら揺れ続けています。


普通ならそっとしておきますが、壁を張らなくては!
つないでいた細い糸を切ったら、つぶれて、ただの糸のようになってしまいました。







2016年8月15日月曜日

たばこの花

先日、買いものに行く途中で、遠くに刈り入れ間近のたばこ畑を見ました。
近寄って、もっと見たいと思いながら忙しくて、寄り道する暇もなくて、そのままになっていました。大工さんも終わって、暇ができて、ふとたばこ畑を思い出して行ってみました。


おやっ、この前と様子が違います。


数日しか経っていないのに、たばこの葉はもう摘み取られているようです。


ああぁ、残念。
収穫が終わってしまったあとでした。
 

たばこは花を咲かせないように育て、咲きそうになると摘み取ります。
でもたいてい、一つのたばこ畑に一つや二つの花が咲いています。


それが、なかなか可憐な花なのです。
さわると、にちゃにちゃくっついて、気持ち悪いのだけれど。






2016年8月14日日曜日

散っても女郎花


長く咲いていたオミナエシ、そろそろ盛りを過ぎたようです。
 

芝生には星の花びらが散っています。


そして、つくばいにも。








2016年8月13日土曜日

がんばるじゃん


こぶしの幹に何かついている?
真ん中のあたりです。


小さな小さな葉っぱでした。
根元や、切った枝の近くから枝を伸ばす木はいっぱいありますが、こんなところから葉っぱを出すなんて、根性があります。