2010年11月27日土曜日
Shigeさんからの贈り物
漂着物学会に出席されたShigeさんから、素敵なプレゼントが届きました。
福岡の海ノ中道で、出席者のみなさんで、ビーチコーミングをなさったとき、穴の開いた石を見つけて、「石、石」といつも言っている私を思い出して、拾ってくださったものです。
土偶の顔のような、おもしろい形をしているのですが、私がこれを砂浜で見つけたら、石とは思わなかったかもしれません。まるで、鉄の鋳物のようです。
鉄をたくさん含んだ砂岩で、地元では鬼板と呼ばれているそうです。
裏は、こんな感じです。
それにしても、一度も分類のためのタグ類を使ったことのない私は、Shigeさんの美しい字で書かれたタグに、大いに刺激を受け、また反省させられました。
私は、拾った石や種は、記録もせず、手当たり次第に、ブリキの箱とか、
籠、陶箱など、ありとあらゆるところに詰め込んでいます。
だいたいどこに何があるかは把握しているつもりですが、長い年月が経つと忘れるし、箱の大きさに合わせて、別のところで拾ったものを同居させたりもしています。
これから、大いに考えなくてはなりません。
さて、海ノ中道のお土産は、鬼板だけではありませんでした。
珪化木という、木の化石だそうです。
私が自分で見つけられる可能性があるとしたら、右端のものだけでしょう。
右端の石は、木を輪切りにした形で、樹皮まで残っています。
しかし、他の石もルーペでのぞくと、木が長い年月を経て風化したときのような、細かいでこぼこや、ぎざぎざが見えます。
Shigeさんは、これまでいったいどれくらいの石を見てきたのだろうかと思いました。
私もたくさんの石を見てきましたが、丸いか、丸くないかだけしか見てこなかったような(笑)。
ワシノハガイもいただきました。
はじめて見ましたが、ひっくりかえしてびっくり、上の縁が長くて一直線でした。
そして、越前浜地のメノウまでいただいてしまいました。
あっというまに、にわかメノウ長者になりました。
Shigeさん、本当にありがとうございました。
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2 件のコメント:
あらら・・・ラベルも公開されちゃいましたか~!オレの下手な字が!!(笑)
全てにラベルをつけているわけではなく、浜地のメノウなどは壜の中に無造作に放り込んであります。
こうしたラベルは標本箱に入れる時と、誰かに差し上げるときくらいのもんですから!
何はともあれ、喜んで頂けてうれしかったよ~!
Shigeさん
なんのなんの、本当にすばらしい字です。
もしかしたら、こだわりの万年筆を使っているのではないですか?
もちろん、よい字は何を使って書いてもよい字なので、負け惜しみで言っているのではないのですが(笑)。
私も、ときどき万年筆に心惹かれますが、三日坊主なのでどうせ使わなくなるだろうと、好きでもないボールペンばかり使っています。
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