フジは、好きな花でしたが、ここに来て、家の周りの、木という木に絡みついているのを見てから、あまり好きではなくなりました。
風情があると、のんきに言っていられません。豆からの発芽率は高いし、油断すると、すぐにクヌギ、コナラ、山桜などに巻きついてはびこり、雑木を青息吐息にさせてしまいます。
この季節に、滝への道を散歩すると、あちこちにフジの花が散っています。
手足よりも太いような木が、曲がりくねりながら高く高く登っているのは見えますが、花は遥か上の方です。
もっとも、高いところだけでなく、道路脇の、いつも草刈りしている斜面の上にも咲いています。
花は近くで見ると、やっぱり美しい。
フジや葛のような繁殖力の強い植物は、林に人が入るのを阻み、里山などと言って手を入れ、人間が疲弊させた地味を向上させているということは、重々承知していますが、家の周りで縦横無尽にのさばられると、やっぱりいい気持ちがしません。見るからにだらしない感じがするからです。
当分、我が家の周りのフジ、アケビ、スイカズラなどは、枕を高くしてはいられないことでしょう。
う~ん、アケビもスイカズラも、実は大好きなのですが...。
2 件のコメント:
フジもマメ科なので、こんな花ですね。
海豆類の…カズラと一緒です。
ときどきフジのマメも海で拾えます。
Shigeさん
そうですね。モダマも蔓木ですし。
まっすぐな木と、蔓木と下木が混じって森林をなすと言われていますが、あまり蔓木がはびこると、荒れた感じが気になって、切ってしまいます。
おかげで、ここに来たときは、周りの木という木に何かが絡んでいましたが、すっきりしました。フジは嫌がっていると思いますが(笑)。
フジの豆は好きです。安い碁石のようですね。
コメントを投稿