2017年1月24日火曜日

すっぽり


1×4の古い、使い古しの板、削ってちょうど、節の上を切断しました。
節の所は釘も打ちにくい鉋もかけにくい、ぐちゃぐちゃに崩れたりもしますが、これはまるで枝が埋まっているように見えます。


すっぽり取ってみると、枝そのものです。


枝の方が先にできていて、幹が太くなってそれを覆った?
ときおり見かける形の節ではありますが、ただのリサイクルの板が、アメリカかカナダの自然の中に生えていたことを思い出させてくれます。






4 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

思わずうちのスギやヒノキの床材やSPFで作ったあれこれを見てしまいました。節はそこから枝が伸びてた証拠ですもんねー。安い節だらけの材ですが、元の姿が想像できて楽しいですね!切ったり釘打ったりするとき大変だけど。

さんのコメント...

hiyocoさん
ごめんなさい。作業していて、また節があって、「あれっ、hiyocoさんのコメントにはなんて応えたんだっったっけ?」と思ったけど思い出せず、慌ててコンピュータを見にきたら、応えていませんでしたm(__)m。
日本では杉や檜の枝打ちする人がいなくなったことが問題になっていますが、京都とか産地はやっているよう、このあたりでも山の復活を目指している若い移住者などは枝打ちしています。我が家は、材木は全部節ありで柱などにそのまま使っていますが、床材などのように薄い板は、節を丸く抜いて、別のものを詰めているのもあります。ただ、輸入物の1×4材とかは値段も手ごろで、すぐ使えるので仮設小屋や息子の棚などに使いましたが、もしかしたらアメリカで自然木だった可能性もあります。
最近は全然買わないので知りませんが、今でも米松は売っているんでしょうか?輸入材もよく見ると産地がどんどんと変わっていますね。

hiyoco さんのコメント...

5年前のShigeさんに返信したときよりは、ずいぶん早い返信ですからお気になさらずに(笑)。でも梯子からまた落ちたんじゃないかと思ったりしてたのでお元気でなにより!
輸入材の産地が変わっているのですね。温暖化で針葉樹が減っているとか、開発で熱帯雨林が減っているとか、そんな理由でしょうかね。

さんのコメント...

hiyocoさん
温かいお心遣いありがとうございます(;^_^A
読んだのに、その場で返信しないで、ばたばたしていました。
その昔、板でも売っていたラワンは、今は合板だけです。しかも、細い木をリンゴの皮をむくように薄くむく方法でつくられたものだけですが、それもいつまで持つやら。フタバガキ科でも植林できる樹種もありますが、ラワンの植林はほぼ無理な状態です。あれは、熱帯林で育ち、高いところでないと光が差さないから、上へ上へと伸びて途中に枝がないのです。
赤い感じの赤松の板も、見たのは20年くらい前まででしょうか。今、2×4なんか作っているスプルース(ベイトウヒ)は障子の桟などに使われているのは全く無節ですから、あれも自然の大木だと思います。
シベリアの凍土に生えている針葉樹はほぼなくなったと聞いているし、カナダのアルバータなどの細い木は紙にし尽くしたし、木の再生の容易な日本やジャワ島などの木を使う以外ないですね。
チークは、東南アジア大陸部のもともと生えているところでは、乾季が長く、植林しても時間がかかってうまくはいきませんが、もともとなかったジャワ島で植林され、成功しています。チークは水に強いので、大航海時代に乱伐されて船にされました。
まぁ、地産地消が一番です。
テラスの梁に使った、ご近所で切らせてもらった松が腐ってきています。替えなくっちゃと思っているのですが、家で水に強いチークを育てられたらいいのにね(笑)。