るんるんと、鼻歌交じりに壁板を張っていたら、おや、目先にちらっと見えたものは何?
「きゃぁぁ!」
スズメバチの巣でした。
その前に下地(間柱)を取りつけた時には、全く気づかなかったなんて!
昨年の春に、上棟したばかりなのに、さっそくスズメバチが巣をかけていたのです。
これは、女王蜂が一匹でつくった巣で、昨年使われなかったということは、その女王蜂が力尽きて死んだことだとは思いましたが、念のため、スズメバチの駆除に詳しいIさんに電話してみました。
あいにくIさんはお留守でしたが、お連れ合いのMさんが、
「確か、土の中で越冬するはず」
とのこと、それでも自分で取るのは怖い、夫に助太刀を頼みました。
夫は、いとも簡単に素手で叩き落としました。
軽くできていて、落ちてから、風にゆらゆらしています。
徳利の中には、夢をかなえられなかったお城跡が、ひっそりと隠されていました。
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