2018年8月15日水曜日

飛んでぶつかる夏の虫


網戸をつくっていたら、ブーンと大きな音を立てて、何かが私にぶつかりました。
「あぁ、またアブか」
とぶつかったものを捕まえてみたら、タマムシでした。
今年も、飛んでいるのは見かけていましたが、ぶつかられたのは初めてです。


左手が、張ろうとしていた網を抑えていたときに、右手でタマムシを捕まえたので、どちらも離すわけにいかず、近くにいた夫に網籠を持ってきてもらって、捕獲しました。


「どうしようかなぁ?」
セミ同様、成虫になったタマムシはそう長生きしません。
この数年は、生きているタマムシを捕まえたりしていませんが、死んだタマムシを見つけて拾っても、たいていアリに頭や内臓をかじられてしまっています。

あまり損傷していないタマムシは何匹か持っていますが、夫がすぐ人にあげてしまうので、数は少なくなっています。
せっかくの短い成虫生活を楽しませてやりたい気持ちと、「どうせ短い命だから、きれいなまま姿を残せよ」という勝手な論理のなかで、まだ揺れ動いています。







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