もう、周りは海、海、海だったのに、状況から海は見るだけに終わりそうでした。
11月初めに糸島に移住した長男が、糸島の糸島たる場所、糸島漁港に連れて行ってくれました。
しかし、今では魚が獲れなくなったとかで、かつて競りが行われた市場は、もう使われてはいないようでした。
ゴミとして、見捨てられていたプラスティックの籠は、かつてウナギなどを生きたまま運ぶのに使われた籠でしょうか?
一角にある氷を製造していた建物も、昔のよすがを残していました。
しかし、時代は変わり、その奥にはRakutenハウスとやら、リゾート客を当て込んで建てたらしい建物が何棟も並んでいました。
たった数分でしたが雨の中、玄海灘の浜を歩くことができたのは、嬉しいことでした。
いきなり出逢ったのは大きめの巻貝、まだ生きているのか死んでいるのか、確かめることもしませんでした。
「あなたは誰?」
旅の途中なので、もちろん拾いませんでした。
それに元々、巻貝らしい巻貝はそう好きでもないのです。
浜にはしかし、貝ラインもわずかなもの、海藻もプラスティックゴミもほとんどありません。
そして落ちている貝殻と言えば、カキかアカガイでした。
大きなヒラタブンブクがありましたが、ずいぶん欠けています。
残念。
その先に少し歩いたら、先ほどのより小さめだけど、壊れ方が少ないヒラタブンブクがありました。濡れた砂で重かったのですが、これは拾いました。
海岸のすぐわきに生えていたのはコンニャクに見えましたが、違うのかもしれません。
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