40歳くらいまで遠視気味で、世の中は隅々までくっきりと見えていました。
それが40過ぎたころから老眼がはじまり、手元眼鏡を使うようになりました。使いはじめたころは、手元眼鏡をかけると遠くが見えない。黒板を見ながらノートを取るときなどに、かけたり外したり、いらいらしました。
やがて、隅々まではっきり見えないことに慣れてきましたが、いつからか、遠近両用眼鏡をかけるようになりました。手元が見えないとうっとうしいので、室内にいるときは動き回っているときでも、手元眼鏡をかけて、遠くを見ることを捨てています。そして、外出するときは遠近両用メガネをかけて、いざというときのために手元眼鏡も、100円眼鏡ですが、いつも持っています。
作業するときはこれまで、20年も前につくった遠近両用メガネを使っていました。遠くも近くもあまりはっきりしませんが、なくしたり壊したりするのが怖かったからです。作業中は遠くも見なくてはならないことが多く、手元眼鏡では仕事になりません。
ところが、長いつき合いで眼鏡が顔の一部になったのか、まったく眼鏡を落としも壊しもしない。それならと、最近は作業のときも、外出用だけに使っていた遠近両用眼鏡を使うようになりました。
すると、いろいろ見えるようになりました。
カツラの木に枯れ葉が残っていると思っていたのは、クスサンの繭でした。
なんてこと、我が家の周りはクスサンだらけじゃないの!
ヤママユとかウスタビガの繭だったら嬉しいのに、見飽きたクスサン、ちっとも嬉しくありません。
遠近両用眼鏡でも、高いケヤキやクヌギの木についている黒いものは何か、残念ながらはっきりとは見えません。
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