2021年6月18日金曜日

麦秋


 大麦小麦の借り入れの季節がやってきました。


この畑では前年までタバコを栽培していました。
タバコ畑では、有機リン系の農薬をはじめとして、たくさんの殺菌剤を使います。
今年、麦を植えたということは、そんなに殺菌し続けていても、センチュウ被害があったということでしょうか。


イネ科の植物を植えると、センチュウ駆除になります。
こんなに農薬の染み込んだ畑で育てた麦が食べられるかどうかは疑問ですが、少なくとも土壌改良にはなります。
普通、タバコを育てていた畑でタバコ栽培をやめるときは、更地のままにしてあります。







2 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

こんにちは。
タバコの栽培にたくさんの農薬を使うこと、イネ科の植物が線虫駆除になること、なにもかも知りませんでした。
猿や猪による害獣被害の酷い所ではタバコの栽培も良いアイデアだと思っていたのですが、世の中そううまくはいかないものですね。

さんのコメント...

かねぽんさん
東南アジアなんかでは、タバコの葉を水に入れて農薬代わりに使うこともあります。そんなに癖のあるものだから虫にも病気にも強いと思われるだろうけれど、今の栽培作物は、煙草も含めて、収量が多い代わりに化学肥料+農薬なしでは育てられないものがほとんどです。
喫煙の健康への害と言われているものも、ニコチンだけではなく、栽培したとき使った化学物質が、煙になったとき6000種類の発がん物質になるからです。煙が問題なため、受動喫煙が騒がれています。
タバコを吸っていると、肺がんにもなるけど、膀胱がんになりやすいそうです。