2012年12月19日水曜日

安納芋


種子島に住む元同僚H[さんが、安納芋を送ってきてくれました。
規格に合わないはね芋だそうですが、なかなかどうして、はね芋同士で形がそろい、かわいいこと、こればかり集めると堂々と売り物になりそうです。


さっそく、焼き芋をつくってみました。
幻の蜜芋と呼ばれるだけあって、とっても甘いお芋でした。

できたら、種子島名物の芋餅にも挑戦してみたいところです。
もち米の不足からつくられたはじめたものだと思いますが、もち米半分、サツマイモ半分をふかして搗いたもので、甘さが口に広がるお餅です。


2012年12月18日火曜日

アメリカデイゴの冬支度



十一月末、アメリカデイゴの葉が、だんだん霜にやられてきました。


植えたとき、幹は丸坊主でしたが、半年でずいぶん太い枝も伸ばしました。


その枝を切ってみると柔らかいこと、まるでスポンジのようです。これでは、寒さにやられること間違いありません。
伸びている枝は切って、


冬に向けて、ビニールで包むのも無粋だと思い、落ち葉を集めるたびに、かけてやりました。


わらくずなどもかけて、とうとう隠し切りました。
無事、冬を乗り切ってほしいものです。


2012年12月17日月曜日

クコ


道端にクコ(Lycium chinense)が生えていますが、刈ってしまうので、めったに実は見ません。刈られずにわりと大きくなったのさえ、実は生ったり、生らなかったりです。
ところが、一本、30センチほどの低い木ですが、寒空に緑の葉も瑞々しく、いっぱい実をつけているのを見ました。


草の陰になっていて、鳥も気がつかないような実だけ、いただいてきました。
摘むと、ほおずきの匂いがしたので調べてみると、ほおずきもクコも、どちらもナス科でした。


マンリョウと比べてみるとこんな大きさでした。
たくさんあればお酒に浸けられるのですが。全部採ってもたかだか十個、生で食べてみるしかないようです。


2012年12月14日金曜日

ナタマメ


緑が、まだ瑞々しいものが多いのですが、それらは残して、乾燥気味のナタマメを収穫しました。


割って見ると、豆はできています。


豆が薄いなあと、蒔かなかった種と比べてみましたが、同じくらいの厚みです。


もうちょっと温度の高い時間が長いと、タイのナタマメのように、ぷっくり厚くて、色鮮やかな豆になるのでしょうね。


手前がタイのナタマメ、向こうが我が家のナタマメです。


一日置いておいたら、それでも莢の乾燥が進んで、ねじれが強くなってきました。
これは、莢を押して無理やり開いたのですが、まだ開いていない莢が自然に割れるかどうか、楽しみです。
豆を粉にして、ナタマメ茶として飲めるそうです。

しばらく、ブログはお休みします。




2012年12月13日木曜日

ウズラマメの収穫



ウズラマメは七月第一週に蒔きます。
今年も定石通りに蒔いたのですが、オキナワスズメウリがはびこって光を遮り、そのせい(たぶん)で今年は生育が大幅に遅れました。


はびこりにはびこった、南国生まれのオキナワスズメウリは、霜にあっさりやられて、今は見る影もありません。


 とうとう赤くならずじまいでした。


これ以上ウズラマメを置いておいても仕方がないので、収穫しました。


少々乾燥が足りなくても、豆さえできていれば、種にはできないけれど、食べることはできます。


開けてみて、こんなまだ緑色の豆は捨てました。
 

ちょっと水っぽいけれど、しっかり膨らんでいる豆がほとんどでした。


まだ、模様が表れていない若い豆は、キドニービーンの名前通り、腎臓の形をしています。


霜でちょっと傷んでいる豆も、とりあえず乾かして、煮てみるつもりです。


2012年12月12日水曜日

どっこい生きてる



季節外れに、つつじを刈りこんでいたら、季節外れの殿様バッタがいました。
ずいぶん大きな個体、雌でしょうか?


まだうろうろしているカマキリと、カマキリの卵には気をつけていましたが、バッタにまで注意を払わなくてはならないなんて。
刈り込みも肩が凝ります。



2012年12月11日火曜日

葉と莢と貝殻と


『heart stones』を古書で買ったとき、実は同じ写真家、ジョシアの本をもう二冊買っていました。
一冊は、『leaves and pods』です。


ぱらぱらっと見たのですが、どちらかといえば日本で見慣れた葉っぱが多く、石の本ほどはおもしろくなかったので、卓上に積んでありました。


お正月も近いことだし、片づけようと、中を見てみましたが、やっぱりまあまあでしょうか。どちらかといえば、莢より葉の方がたくさん載っています。
植物の本は、やっぱり図鑑がおもしろいようです。


それでも、自然の形には癒されます。


で、そのとき『seashells』という本も買っていたのですが、こちらは開いてもいませんでした。
私の貝殻への関心の低さがうかがわれます。


開いてみたら、なかなか素敵でした。


貝ってなんとなく冷たさを感じるのですが(私だけかも)、暖かい写真たちでした。


貝を拾いたい気持ちを起こさせてくれました。


そして、この本にも、彼女の好きなハートがありました。