2013年10月24日木曜日

狂い咲き


退院してから二週間経ちました。
退院当時は異常気象、十月だと言うのに、Tシャツ一枚で汗ばむほどでしたが、やっと季節相応になりました。
このつつじの生垣、季節外れに咲いていました。


二週間前にはちらほらでしたが、今では蕾がみんな開いて、花盛りです。


やはり二週間前に咲いていたスモモの花、こちらは散ってしまいました。



2013年10月23日水曜日

カヤの種


カヤの種を、農産物直売所で見つけました。
以前、旧家の庭でちょうど今頃、カヤの大木に実が生っているのを見かけたことがありました。カヤの木は九州から関東あたりまで自生していて、福島が北限とありますから、ここ茨城は北限に近い方です。


小さい頃、私は倉敷で育ちましたが、カヤの木は見たことがありませんでした。
もっともあのあたりは強風にさらされないからか、屋敷のまわりに大きな木を植えるという習慣はありません。せいぜい植えてあるのは。枝ぶりのよい松くらいでした。


カヤはほうろくで炒りました。
「殻は銀杏のようにはじけないのかしら?」


と考えていたら銀杏も食べたくなり、一緒に炒りました。
カヤは殻を割らないで炒ってもよかったみたい、割れて飛び散ったりしませんでした。


さて、味は苦いと聞いていました。
恐る恐る噛むと、さくさくと歯ごたえがよく、甘くないクッキーのようです。そして、なにかよく知っている味がします。最初、八角かなと思いましたが、いや違う、黒胡椒の味でした。

おもしろい、これがタイにあったとすると、きっと黒胡椒の代用として、季節には市場に並んだのではないかと思ったほどでした。


2013年10月22日火曜日

いちじく長者

ずいぶん涼しくなりましたが、まだまだいちじくが熟し続けています。いちじくを採ろうと脚立に乗って、バランスを崩して背中を打ったので、もう脚立には乗りません。高いところのは、棒の先にはさみのついたもので切っています。


昨日の収穫。
「今日はご飯食べられないなぁ。いちじくだけでお腹いっぱいになっちゃうよ」
と夫。
まさかね。
 

よく熟れた、食べごろのを残して冷凍しました。
我が家では、泊り客があるときは、ジャムをヨーグルトに添えて出しますが、普段はヨーグルトはなにも入れないで食べます。そのため、客がなければ、あまりジャムも減りません。
これ以上ジャムをつくっても仕方ないので冷凍のまま取っておき、いつかジャムにするつもりです。


その日食べたのはこれだけ。
もっとも、いくつかは今日まで残りました。



2013年10月21日月曜日

ホオの実


怪我をする前でしたから、もう一ヶ月も前になりました。
ホオの実です。
 

花は全然違うのに、実はちょっとコブシに似ています。


宝石のように素敵な実でした。



2013年10月20日日曜日

くずぶどうのジャム


怪我した日、9月24日にいただいてきた、くずぶどうです。確か7キロぐらいありました。
入院した日はそれどころではなかったのですが、次の日だったか、次の次の日だったかに思い出して、夫にジャムをつくってくれるよう頼みました。なにせ、台所のシンクに、でんと陣取っているはずでしたから。
つくり方を教えましたが、その次の日、
「煮たけれど、ちっとも固まらないよ」
「皮も一緒に煮た?」
「そんな面倒なことができるかい」
「じゃぁ、冷凍しておいてよ」
冷凍するという単純なことを思いつくまでに、何日もかかってしまいました。もともと落ちて売りものにならないくずぶどうですから、すでに傷んでいるものも混じっていたのですが。


退院後一週間経って、やっと冷凍庫の邪魔ものであるぶどうを片づけようという元気が出てきて、冷凍庫から出してみました。
しかし待てよ、こんなには無理、半分は冷凍庫に戻しました。


コルセットに圧迫され、長時間座っているのは苦しいので、何度か中断しながら皮をむき、種を取りました。
皮をさらしの袋に入れて、実と一緒に煮るのは面倒なので、皮には出たジュースを少々加え、それだけで煮て、色だしすることにしました。
途中までは捨てていた種も、ペクチンだからと、皮の鍋に一緒に入れました。


皮を煮ること15分、ペクチンジュースができました。


それを、ぶどうの実の方に入れると、もうきれいなぶどう色です。


あとは、ぶどうの正味の30%の砂糖を加え、ひたすら煮ます。途中、ペクチンが足りないことも考えて、レモンの搾り汁一個分も加えました。


とろんとしてきて、出来上がりです。
ずいぶんに詰めたので、少ししかできませんでした。
 



2013年10月19日土曜日

カマキリ


ウズラマメを収穫していたら、カマキリの卵を見つけました。
バカなカマキリ!
いつも、生け垣にカマキリの卵を見つけると、できるだけその枝だけでも残してやるようにしています。でも、豆棚は絶対にきれいに片づけます。温情はかけません。
産んでも陽の目を見ない、無駄な卵でしたね。


と、今度はお腹に卵を抱えた、お母さんカマキリを見つけました。
ところが、その背後に、雌らしいけれど、お腹の膨れていないカマキリが迫っています。卵を産むところを狙っているのでしょうか。


しばらくしてから見たら、とうとうお腹の小さいカマキリがお腹の大きいカマキリに噛みついていました。やれやれ、お母さんカマキリは食べられてしまい、食べたカマキリがそれを糧にして、子孫を残そうというのでしょうか。
気の小さい私は、これ以上見るに忍びなくて、ウズラマメも収穫したことだしと、その場を離れてしまいました。

しかし、次の日、怖いもの見たさにその場所に行ってみました。


いましたよ、カマキリが!でも、
「あなた、だれ?」
昨日のお母さんカマキリほどお腹が大きくないし、噛みついていたカマキリよりは明らかにお腹が大きいのです。

その前日、寝ながら考えていたのは、自分と同じ大きさのものを、カマキリは食べ尽くせるのだろうかということでした。私なら無理だけれど、昆虫にとっては何でもないことなのかもしれません。
このカマキリ、昨日のカマキリで、お腹が膨れているのは、お腹にお母さんカマキリが詰まっているからでしょうか?


2013年10月18日金曜日

うずら豆


ほとんど植えっぱなしで何も手を掛けていないウズラマメが、実りました。


七月の第一週に蒔いたので、約二ヶ月半を経て収穫期となったことになります。


まだ、乾燥していない、緑や赤の莢もありますが、大半は乾燥しました。


ウズラマメよりずっと早く、五月に種蒔きしたナタマメは、どれもまだ鮮やかな緑色です。


豆棚には、今年は蒔かなかったはずのフウセンカズラも、こぼれ種から生えたのか、一本生えていました。


ウズラマメは、作つけ面積の割にはたくさん収穫できたでしょうか。


ぼちぼち、手でむいています。