2015年2月11日水曜日

くっついて来ちゃった


土間の木煉瓦は夫の自慢作の一つです。
K製材所でいただいた、細い檜の角材をぶつぶつとさいころのように切って、裏側で留めてあります。
留めてあるマットは30センチ四方、ウッドブロック9個が一つのユニットになっているというわけです。


私は、半ば迷惑しています。
掃除しても掃除しても、目地に泥や木の葉がすぐたまってしまうからです。
特に、霜の降りるこの時期、霜が溶けてぬかるむと、掃きものに泥が厚くべったりついてしまい、外で落として入って来ても、限界があります。
 

掃除していたら、センダンの実まで入り込んでいました。
履きものについてきたのか、犬についてきたのか、丸いのによく家の中まで入って来たものです。


ヒヨドリが長い間騒いでいましたから、あちこちに食べて種だけになったものをまき散らし、センダンの実が、それほどたくさん庭中に落ちているのでしょう。





2015年2月10日火曜日

つくばいの氷


このところ、厳しい朝の冷え込みが続いています。
つくばいには、下から少しずつ井戸水が入るようつくってありますが、それでも表面が凍っています。
 

つららができていますが、今朝のこんなつららや、


こんなつららはあたりまえですが、


昨日はこんなつららができていました。

 
横へと伸びるつららができるって、どういうこと?


今朝より、薄かったのですが、昨日は水面の氷もなかなかおもしろく張っています。


ちょっと、「氷」という字に見えませんか?


この焼きものの匣鉢(さや)を利用したつくばいは、屋根の雨水を集めるためのものですが、まだ樋(とい)はできていません。
いつできるか、いつまでもできないか、未定です。




2015年2月9日月曜日

春告花


寒くて縮こまってしまう冬に嬉しいことの筆頭は、なんといっても草刈りに追われないことです。
十一月の初めだったかしら、もっと前だったかしら、草の勢いが衰えてからあまり庭仕事はしなかったのですが、久しぶりに芝生の中の雑草を抜いたり、吹きだまっている枯れ葉や、枯れた茎を片づけたりしました。


つくばいの脇の、いつも水が少しずつ溢れて湿っているところのオオイヌノフグリの瑞々しいこと。


誇らしげに春を告げているようなので、抜かないで残しておきました。






2015年2月8日日曜日

タカサゴユリ


庭のそこここにタカサゴユリが残っています。
ちょっと前までは、誰かがぶつかったりするとさらさらと種をはきだしていましたが、上からのぞいてみると、もう一粒も種は残っていません。


また、思いがけない場所から生えてくることでしょう。


おやっ、開くことができず、種を飛ばせなかったのがいます。


まぁ、これはこれでおもしろいけれど。


花が咲くのが遅すぎたのでしょうか?




2015年2月7日土曜日

くまモン紙コップ

歯医者さんの椅子に座るときは、たいてい緊張しています。
「奥から二番目にお座りください」
と言われ、座ってふっと前を見たら、口をすすぐ紙コップにくまモンがいて、こちらを見ていました。
ほわぁぁと、緊張が解けて行きます。

 
歯科衛生士さんだか技工士さんが後ろに立っている気配はありましたが、思わず水が入った紙コップを手にとって見てしまいました。

前を向いた姿のほか、横向きが二つ、後ろ姿が一つついていました。

私が行っている歯医者さんの口をすすぐコップは、いろいろな動物がついていたり、花がついていたりしていて、いつも楽しめます。
でも以前、使ったのを持って行ってもいいかどうか聞いたら、新しいのを出してくれたことがあったので、そうそう、いつも欲しがるというわけにもいきません。


それでも、治療が終わって帰るとき、
「これ、いただいてもいいですか?」
と聞いてしまいました。
すると、歯科技工士さんだか衛生士さんだか、
「ちょっと待ってください」
と言って、歯医者さんにたずねました。なんということ、その声で歯医者さんだけでなく、五人ばかりいる歯科技工士さんだか衛生士さんが、一斉にこちらを見ました。

すっかり恥ずかしい雰囲気になり、新しいのをあげるというのに、それを振り切って、使ったのをいただいてきました。
「袋を差し上げましょうか?」
要りませんよ、そんなもの。

そんな、いい年をして、恥ずかしい思いをしてやってきたくまモンでした。





2015年2月5日木曜日

またまた、タマネギモドキ

年が明けるまで外に置きっぱなしだったタマネギモドキ、花を支える茎が水平に伸びていたので、動かすのはどうかと思いましたが、本格的な寒さに向かって、遅まきながら室内にとり入れました。

するとどうしたこと、もう花も終わりに近づいているというのに、鎌首をもたげるように、茎は上にと方向を変えました。


それだけじゃない、花をつけたもう一本の茎が同じところから出てきています。


古い茎の先の方は枯れ色になってきていますが、


もとの方はまだまだ。


かさかさに乾燥していた花は、触るとぽろっと折れました。


タマネギの皮をむいてやると、赤ちゃんがいっぱい。


いくら繁殖力が旺盛だからと言って、みんな生やしてあげるわけにはいかないんだよなぁ。




2015年2月4日水曜日


敷地が高低差があるせいもあって、我が家ではあちこちに低い石垣を積んでいます。
だいたいが、もらってきた石を素人が積んだものだから、石積みというより、石並べと言った方がふさわしいのかもしれません。
そんな石の中のいくつかには苔が生えています。


どんな条件が揃うと苔が生えるのか、同じ種類の苔ではなく、いろいろな苔です。


薪を運びながら、焚き火を燃やしながら、
「おや、ここにも」
と見つける苔もあれば、毎日見ている苔もあります。
季節は冬だというのに、苔たちは元気です。