2010年11月15日月曜日

道端の陶片





私の住んでいる八郷では、街道沿いにあって、集落の中でもっとも住宅が集まっているところを、「宿(しゅく)」と呼びます。
週末に訪ねた都幾川の宿(しゅく)は、文字通り、秩父へと山越えをする人のための「宿(やど)」だったのでしょうか。




都幾川の宿には、Kさんの家より山深い、大野という集落から、古い家を移築した、町営のうどん屋さんがありました。
豪壮でありながら軽やかな印象で、御大尽の家だったとは思いますが、成金趣味が見られないのが、素敵なところです。
Kさんの家も、アルミサッシなど入れてありますが、ほぼ同じようなつくりです。




さて、Kさんの村、椚平を散歩したとき、陶片を拾いました。
呉須の色から、真ん中が一番古いもののようです。左の印判染付けのものは呉須ではなく、コバルトを使っています。
左はお茶碗で、右は湯のみだったのでしょうか。




こちらは、宿で拾った、ビー玉ほどの大きさの丸い石です。
場所柄、都幾川の川原の石と思われますが、堆積岩なのでしょうか。すべすべしていませんでした。




それにしても、シャガはどこも見事でした。

稲荷神社の絵馬


4 件のコメント:

sekine さんのコメント...

私も以前この近くに暮らしていた事があって
お隣のおばあちゃんから、うどん作りを
教えてもらいました。
「昔はみんな,家でうどんを打ったんだよ。」
と言っていました。
山に囲まれているから水も美味しいし
打ちたてのうどんは美味しいですよね。

さんのコメント...

sekineさん
このあたり、小麦文化圏なんですよね。群馬の友人がいて、結婚式もお葬式も、全部うどんと聞いてびっくりしたことがありました。
それまで、なんとなく日本は米文化圏だとばっかり思っていて。
八郷もいいけれど、都幾川も素敵でした。

akihiko1998 さんのコメント...

さてビー玉?くらいの岩石ですが、火山岩のようにみえますね。たぶん日本列島には普通に見かける安山岩かと思います。

さんのコメント...

akihiko1998さん
ビー玉というより、小ぶりの鶉の卵ほどと言ったらいいでしょうか。
割と重いんですよ。15グラムあります。
火山岩はなんとなく軽いという根も葉もないイメージがあったのですが...。