2011年10月14日金曜日

お茶の実





我が家のまわりの林の中には、かつてちよさんの畑でつくっていたお茶の種がこぼれて、そこいらじゅうにお茶の木が生えています。
長年、篠竹や蔓に覆われていたので、いじけきっていましたが、下草を刈ったところでは元気を取り戻し、旺盛に繁殖しています。
光を求めてひょろひょろと枝を伸ばしていた時代が長かったため、そのままでは葉も少なく不恰好です。そこで、情け容赦なく刈り込んでおくと、だんだん葉が密に繁ってよい形になります。

まわりの林は他人さまの土地ですが、我が家の庭と続いていて、放っておけばクズやら篠竹やら繁って侵入してくるので、できるだけ、刈っています。
先日、草刈りをしていて、大きく伸びすぎた枝お茶の枝を大胆に切り、ふと足元を見ると、切り落とした枝に、実がたくさんついていました。




そのまま、捨てておくのも忍びないので、拾ってきて活けてみました。




少しだけ、実も採っておきました。





お茶の実は、ビー玉よりちょっと大きいくらいでしょうか。






数日後のお茶です。
活けておいた枝は、花瓶の水をほとんど吸い上げていて、数日たった今でも元気いっぱいです。




そして、実だけにしておいた方は、乾燥が進みました。




大きさも、縮んで、ビー玉と同じくらいになっています。


2 件のコメント:

toki-sapp さんのコメント...

私もお茶の木をホームセンターで買い、大事に育てているところです。(もちろん鉢です)
肥料多めと書いてありましたがどうすればよいのやら・・・刈り込むと、茶畑のようにこんもりするのですか?

何せお茶の木なんて存在しない北国で育ったので、お茶にも実が生るなんてびっくりです。食べられませんよね?
ツバキ科でしたよねツバキの実と感じが似ているのかな。

さんのコメント...

toki-sappさん
枝の具合はどうですか?
ツツジなどと同じように、刈り込んでやると、枝が分かれて出てきて、葉が密になります。ただ、いつも刈り込んでいると、実は生りにくいかもしれません。
葉は食べられますが、残念ながら実は硬くて食べられません。でも、花同様、とてもかわいい、おっしゃるように、椿のような実です。
花や実を楽しみたいなら、生え放題にしておいてらどうですか。枝を切るのはいつでも切れます。