2011年11月23日水曜日

トトリ



役場に行って、駐車場でふと足元を見ると、どんぐりが二つ落ちていました。
あらっ、と見上げても、ひょろっとした欅の木があるばかりです。
「どこから来たのかしら?」




見回すと、かなり遠くにスダジイの木がありました。




行ってみると、根元にはたくさんのどんぐりが落ちていました。
先日雨が降ったので、どんぐりは雨に叩かれて、泥まみれです。




毎日、クヌギやコナラのどんぐりしか見ていない目には、縦縞模様のどんぐりは新鮮に映ります。




韓国語で、どんぐりのことはトトリと言います。

かつての職場の近くに韓国の食材・食堂街があり、「トトリ」という名前のレストランでは、定食にはトトリがついていました。
トトリは、どんぐりを粉にして固めた、ゴマ豆腐のようなもので、とても美味でした。今年の秋、久しぶりに旧職場に行くことがあり、元同僚たちと「トトリ」に行きました。しかし、店内は改装され、メニューも変わって、残念ながらトトリは姿を消してしまっていました。

スダジイの実は、渋くなくて美味しいそうです。
でも、トトリにして食べようと思ったら、一握りではなくて、もっともっと拾はなくてはなりません。






2 件のコメント:

Tomoki さんのコメント...

スダジイ是非炒って食べてみてください。
おいしいですよ。僕大好きです。

九州に居たころは、秋祭りなどで、スダジイの炒ったのを売っている夜店が出ていて、驚いたのを覚えています。

ギンナンは食べ過ぎると、急性ビタミン欠乏症になって最悪死に至ることがありますが、スダジイはいくら食べても安心です。

さんのコメント...

Tomokiさん
拾ってきます!
マテバシイは食べたことがありますが、スダジイはこれまでの人生で、あまり身近になかったので、食べたことがありませんでした。
楽しみです。