近くの町のはずれに工業団地があります。バブル時期に計画されたのか、一応工場はそこそこ入っていますが、空地もあるよううなところです。
もともと、敷地境界線にはどこもカシの木が植えられていて、工場によっては美しく刈り込まれていますが、工場によってはこてんぱんに枝を落とされたり、切り倒したりされています。
そんな中で、工業団地の中にあるグランドのまわりカシは、切り詰められることを免れて、大きく育っています。
カシの木の下を通りかかると、ガードレールの下にたくさんのどんぐりが落ちていました。
このあたり、歩道はあっても、誰も歩いていません。
どんぐり俵型なので、ツクバネガシでしょうか?
袴つきはこんな感じ。
袴はしっかりしたものです。
ちょっと離れた所のドングリと個体差が大きかったので、葉っぱを拾ってみましたが、葉っぱは同じようでした。
4 件のコメント:
ご退院、おめでとうございます。大事に至らなくてよかったですね。
Shigeさん
ありがとうございます。
本当に大事にならなくてよかった。
これをよいありがたい警鐘だったと見て、より楽しい日々をすごしていきたいと思っています。
旦那さんが退院されたんですね。良かったですね。
さて、この写真のどんぐりは、シラカシだと思います。葉が小さく鋸歯が目立つ点と、どんぐりの先端部の直ぐ下に明瞭な横線の入った台座があるためです。アラカシはこの部分が連続的です。
また、関東の工業団地に植栽されるとなるとやはりシラカシが有力候補としてあがってくると思います。
ツクバネガシは山手の湿り気の多い所に好んで生えているので、工業団地のような乾燥する場所の植栽には適していないからです。
Tomokiさん
ありがとうございます。
シラカシは、もう少し頭の方で細くなっているのではないかと思いましたが、個体差が大きくて、小さいのも大きいのもシラカシだったのですね。
この秋にはカシワのどんぐりも見てみたいと思っていますが、このあたりの庭に植えられているカシワは一様にコテンパンに切られています。そんな状態でどんぐりが生るのかどうか。
アメリカデイゴの種といい、柏にどんぐりといい、人の家のものをしっかり狙っています。
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