つくば実験植物園に落ちていた、カラマツの松ぼっくりです。
カラマツの松ぼっくりよりちょっと大きいこちらは、コウヨウザン(広葉杉、
Cunninghamia lanceolata)の球果です。
コウヨウザンは、種が熟して、落ちてしまったら、枝ごと球果を自分で切り落としてしまうのだそうです。というわけで、球果とともに、たくさんの枝先が散らばっていました。
中には、十分に育つ前に落ちてしまったと思われる枝もありました。
ヒマラヤスギといい、コウヨウザンといい、自然の造形の美しさにはうっとりします。
ほとんど踏みつけられていて、姿が残っている球果はごくごく少しでした。
それにしても、難しいのはどんぐりです。
アカガシ、シロガシ、ツクバネガシ、アラカシ、スダジイ、ミズナラ、コナラ、カシワなどなど、小路に近い木には、名札のぶら下がっているものもあります。ない木もあります。
全体としては木と木の間隔が詰まり過ぎているので、木たちは徒長して、下の方には枝も葉もない木がほとんどです。
そんな、いろいろな木が入り混じって生えている下には、どんぐりも入り混じって落ちていて、しかもどんぐりを拾う時期はとっくに過ぎているので、土からの湿気で傷んでいました。
『ひろった・あつめた、ぼくのドングリ図鑑』を開いてみたけれど、個体差もあるようだし、特徴はさしてないし、お手上げです。
そんな中で、特徴のある左のはかまは、アラカシのはかまでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿