いま、作業棟兼納屋をつくっている過程で、コンクリートを打つ場所や、アスファルトを敷く場所に、砕石を下地として敷いています。
砕石は秋から置いてあったので、くぼみには落ち葉が吹きだまっています。
先日、落ち葉を取り除こうと、型枠の中の落ち葉を大づかみしたら、ん?、変な感触、ぎゃあぁぁ、カエルをつかんでしまいました。
私は、肝をつぶしましたが、飛び降りたカエルはもっと肝をつぶしたでしょうか。
facebookでmemerianさんが教えてくださったところによると、ニホンアカガエルだそうです。
カエルも一時動揺しましたが、葉っぱを頭に乗せたら、すっかり隠れた気分、もう半分眠っています。
さて、砕石もいよいよ残り少なくなりました。
そのままにしていた古い型枠の、葉っぱ詰まっている側が、かすかに動いています。
カエルは、あれから数日経ったというのに、まだここにいたのです。
型枠ごと、林の中に運んで、ひっくり返しました。
カエルもこぼれたはずでしたが、どこも静まり返って、どこに行ったかわかりません。しかたなく、用もないのにあちこちつついていたら動きあり。
見つかりました。
「よかったね。カエルくん。これで安泰だよ」
そう声を掛けても、カエルは知らんぷりでした。
冬眠していたはずですが、よく太っていました。
2 件のコメント:
ふっふっふ。
枯葉に隠れて安心してるカエル、かわいいですねー。
色も斑点も葉っぱにそっくりだから、普通にそばを
通りかかったら見つけられませんね。
自然界はほんとに良くできているなー。
この時期は、せっかくの眠りから覚めたカエルを
車でひかないようにと雨の夜はけっこうやさしい気持ちになります。
kuskusさん
ふにょっと掴んだときは肝がつぶれました。でも、つぶれたのは私の肝だけで、カエルをつぶさないでよかった。まったく自分がどこにいれば目立たないか、どうしてわかるんでしょうね。
かえるかえるはみちまちがえる
むかえるかえるはひっくりかえる
きのぼりかえるはきをとりかえる
とのさまがえるはかえるもかえる
かあさんがえるはこがえるかかえる
とうさんがえるいつかえる
谷川俊太郎のことばあそびうたですが、最後に哀愁が漂います。私が見たのは、とうさんがえるだったのでしょうか?
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