「いくらなんだって!これは雑草みたいなものだからね」
と私が言ったので、夫は野菜の直売所で、花を買いたがりました。いずれにしても、紫金草はちょっと丈が高すぎたのです。
夫は、安くて華やかな洋花に目が行くようでしたが、我が家には、洋花はあまり似合いません。野草をと思うのですが、野草は日陰や半日影を好むものが多く、 鉄器を置く場所は日当たりのいいところなので、難しそう。結局、我が家にあるツルボを移植することにしました。
つくばいのわきに植えてあるツルボは、ちょっと湿り気が多すぎる上に、丈の高い女郎花やホトトギスに押されて、ひょろひょろしていました。
というわけで、なんのことはない、夫が恭しく雑草もどきを植えているとせせら笑っていたのに、ついに本当の雑草を植えることになってしまいました。
しかも、花を飾る前に周りをきれいにする方が、本当は先です。
タマリュウは手前だけきれいにしてあるけれど、奥はほとんどカラスノエンドウとドクダミに覆いつくされています。
そして、芝生は雑草だらけ。
あぁあ。
「足し算より引き算だろう」
とつぶやきながらも、ツルボがみっしりと、あふれるほど茂るかどうか、とっても楽しみです。
このツルボは、数年前にJA出荷場の土手で掘らしてもらったものです。
そこは草刈りが行き届いていて、今の時期は葉が密生しているのが見られますが、花の時期には刈られてしまい、花が咲いているのを見たのは、この15年で一回だけです。
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