須知さんの「木のたまご」はウリバカエデ、ヤマツツジ、コナラという三種類の落葉樹の寄せ植えでした。
苔が美しかったのに、わりと早くに乾燥させ、枯らしてしまいました。
昨年の秋、この植物の寄せ植えをした「森の響」さんに、手入れ方法を聞こうと、持って伺ったたことがありました。しかし、ひどい風邪をひかれていてお話もできず、そのときはやむなく持ち帰りました。
その帰り道、うっかりしていたことに、鉢が車の中で倒れて、ウリバカエデの主幹は、ぽきっと折れてしまいました。
というひどい状態で、寄せ植えはまた夏を越したのですが、やはりなんとかしたい、冬の手入れの方法も聞きたいと、一か月ほど前に、また森の響さんに行ってみました。
開口一番、
「よく大切になさいましたね」
と言われて、耳を疑ってしまいました。見るも無残な姿だったからです。
でも、木たちは枯れていなかったそうでした。実は、この木たちには最初から、鉢がちょっと小さすぎたのだそうです。だから二年以上持てば、よしとしなくてはならなかった、そして、そのまま植え替えても木にはかわいそう、庭かあるいは大きめの鉢に植えてやってください、と言われました。
庭にはコナラもヤマツツジも生えているので、正直要りません。ウリバカエデも小さくて、どこかに植えても見失いそうです。
というわけで、一回り大きな鉢に寄せ植えしていただきました。
相変わらず、見栄えがしません。
鉢を室内に置いたり外に出したりしているので、葉は枯れているのにきっぱり落ちず、中途半端にくっついています。
しかし、曲がっていたウリバカエデは、まっすぐに植えていただいています。
春になると新緑が美しくなるでしょうか?
こちらは、とっても素敵、すっかり生まれ変わりました。
しかも、すべて常緑の木と草なので、新緑は楽しめませんが、みどりを一年中楽しめます。
丈の高い木の名前は忘れてしまいましたが、あとは忍草と藪柑子、どちらも草なので株は大きくならず、このまま数年楽しめるそうです。
ヤブコウジは、受け取りに行ったときは、実はついていませんでした。
カフェ(森の響はカフェ)の玄関に置いていただいていて、お客さんにも好評だったのに、外に置いておいたら、ヤブコウジの実を鳥に食べられてしまったのだそうです。
どちらも、外に置きっぱなしでも大丈夫、苔も日光を好むそうですが、霜には弱いので軒下あたりがいいとか。そうすると水やりを忘れられないし、中でも眺めたいし、とまたうろうろしそうです。
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