2か月も前に買って、まとめておいた箱の中にも、その周辺にもありません。
「食べたんじゃないの?」
疑いは夫にかかります。
「食べねえよ」
「この前、クルミを食べていたじゃない!」
「クルミだけだよ」
もうケーキをつくるのは無理か、とあきらめかけていたとき、ためしに豆入れの中を見てみました。
なんと、豆入れの箱のひよこ豆のわきに収まっていたのはヘーゼルナッツ、犯人は私でした。
大きいなとは思ったのですが、すっかりひよこ豆だと思ってしまっていました。
よかった、ヘーゼルナッツを豆の箱に入れ替えたときは、茹でるためにひよこ豆を水に浸した日でした。もう少しでローストしてあるヘーゼルナッツを茹でてしまうところでした。
「ごめんね。間違えちゃった」
「だろう」
疑った夫には、ヘーゼルナッツ数粒で許してもらいました。
フルーツケーキが焼きあがってみたら、つなぎの小麦粉が少ないので、ヘーゼルナッツがごろごろしています。
「わぁ、切りにくそう!」
思ったほどでもありませんでした。
しかし、このフルーツケーキは、もともとはブラジルナッツを使うのですが、ブラジルナッツが手に入りにくいのでヘーゼルナッツで代用、レッドチェリー、グリーンチェリーはことのほか高いのでミックスフルーツで代用、オレンジピールもミックスフルーツで代用、クルミは夫がつまんで少なくなっていたので、足りない分はヘーゼルナッツで代用などなど、代用オンパレードのケーキとなりました。
お味も少々違うような気もしないではありませんが、ヘーゼルナッツの代用、カリカリ歯ごたえがあって正解でした。
2 件のコメント:
ごめんね、だろう、って素敵です。
真似してみますが、うちだと
ごめんね、まったく…、ってなりそうです。
Akemi Fujimaさん
いつもは我が家でもそうなりますよ。だいたい、自分のことをさて置いておいて相手を疑いますから。
でも、これは前科があったのです(笑)。同じ箱に入れていたクルミを、何度も「食べないでね」と念を押したのに、肴にしていましたから。疑われても仕方ない状況にありました。
もっとも、材料を買ったまま、長くつくりもせず、目立つところに放置していた私も悪いんですが。
残りは、ちゃんと棚に収めましたがうっかり忘れそうです。また、目立つところに放置して、食べてもらった方がましですが、大量に残っているのはデーツとレーズン、甘いので酒の肴になりそうもありません。
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