2012年4月28日土曜日


この冬の寒さと長さが影響したのかどうか、タマカンアオイは、例年になく生き生きとしています。


毎年、
「まあやっと生きているよ」
と言いたげに、目立って増えもせず、干からびていますが、今年はつやつやしています。


葵の御紋は将軍家に独占的に使われていると思っていましたが、紋帖を見ると、四ページにわたって、いろいろ載っていました。


よく見かける、丸に葵の御紋のほかに、


葵の蝶や、


葵と茗荷の組み合わせや、


葵で描いた桐の花など、興味深いバリエーションがありました。


このあたり、けっこう好きです。



2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

紋の割葵を見ていると、アオイガイに見えてくるのって、オレだけでしょうか?

さんのコメント...

Shigeさん
確かに葵の紋はアオイガイの方に似ています。
どうして葵の紋には線がついているのか。紋は葵ではなく、アオイガイを見てつくったのか。あるいは葵を紋にするには染色上の制約があり、デザイン上も線が描かれて、それがアオイガイのもとになったのか。何かそんな関係があったのではないかと思われますね。
それにしても、やさしい植物を徳川さんは有名にしたものです。