でも、
「おやっ」
とカメムシに対する考えを変えるような絵本が、最近届いたばかりでした。
『たくさんのふしぎ わたしたちのカメムシずかん』(鈴木海花文、はたこうしろう絵、福音館書店、2016年11月号)です。
全校児童が、みんなで関心を持ってカメムシを見つけ、標本をつくり、図鑑までつくった、岩手県葛巻町の小学校のお話が載っていました。
その絵本を読んで以後、初めて遭遇したのが、このカメムシです。
背中の模様が、子どもが笑っている顔に見えるカメムシが、材木の上をうろうろしています。
「わっはっは、わっはっは」
この模様は、確か幼虫でしたが、何というカメムシか覚えていませんでした。
さっそく本を開いてみたら、アカスジキンカメムシの5齢の幼虫でした。
葛巻町の子どもたちは、はじめの一年で35種類のカメムシを見つけ、その植生から見ると、200種類ぐらいいるだろうと、カメムシの研究者が予測しています。
はて、私は八郷に来てから何種類のカメムシを見たかしら?たぶん、10種類以下でしょう。
葛巻町の子どもたちほどではないけれど、カメムシと出逢うのがちょっと楽しみになりました。
2 件のコメント:
一番面白い顔の幼虫に会えてラッキーですね!前歯ある感じだし。カメムシでもこんな種類に会いたいです。だいたい細長いカメムシが多いかな~。この幼虫の大人の姿も見てみたいですね。
hiyocoさん
一年定期購読した中で、『カメムシずかん』は一番ためになりそうな号でした(笑)。少なくても、カメムシにあったら、嬉しい気持ちになります。この子、成虫も美しいけれど、まん丸な幼体もとってもかわいかったです。足など青く光っていました。成虫になってもうろうろしているかしら?またお逢いしたいです。
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