2014年8月18日月曜日

タケカレハ

最近イノシシにやられっぱなしです。
でも、そろそろ本腰を入れて対策を講じることにしました。
イノシシに動かされてしまったはどれも5キログラム以上で、背骨を損傷してしまった私には動かせないので、夫に任せて、私はアジトというか、休憩所となる藪を、もう少し刈り払っています。
夫は、手で動かした石もありますが、ユンボ(パワーショベル)うを出動させています。やれやれ。
 

切った篠竹を片づけていたら、こんな繭を見つけました。


なんだろう?


『繭ハンドブック』(三田村敏正著、文一総合出版、2013年)を見ると、タケカレハのようです。
黒点は幼虫時代の毒針毛をそのまま束にして埋め込んであるものだから、触ると発疹が出たり、痒くなったりするそうです。
「ひえぇぇ」
ただでさえ、夏には痒くなる材料がそこここに転がっていると言うのに恐ろしい。すぐに焼いてしまいました。
もしかしたら、焼いてしまう私の方が恐ろしいでしょうか?





2014年8月17日日曜日

秋の気配

お盆が過ぎました。
今朝は寒いくらいでしたが、昼間は暑くなるそうです。


ふと気がつくと、ヤマボウシの実が色づきはじめていました。
 

蝉はまだ、うるさく鳴いています。
 

「スイッチョン、スイッチョン」
と鳴いているのは、ハヤシノウマオイでしょうか。


秋の気配が、少しずつ広がっています。



2014年8月13日水曜日


庭に生えていたら、あっという間に刈ってしまうイヌホオズキ、刈り作業小屋にしているビニールハウスの中で、ちゃっかり大きくなっています。


よく見ると、かわいい。
五弁の花そのままに、実になっています。


熟れたのも。


花も。
五ばっかりでした。



2014年8月12日火曜日

お化け葉っぱ


このところ、寝室の窓から見える、ひろいちさんの畑で急成長した桐の木が気になっていました。
ひろいちさんの畑と我が家の境界線に沿って植えてあった桐の木が切られてから半年、あちこちから桐が芽を出しているのは知っていましたが、こんなにりっぱな木はありません。
見に行ってみました。


これが切られた木の一本、その脇にも、左奥の方にも新しい桐が芽吹いていりのが見えます。
 

遠くからも立派に見えたけれど、近づいてびっくり、
「なんだぁ、この葉の大きさは!」
見たことのない大きな葉っぱです。


一枚もらって、切り株の上に置いて見ると、切り株をすっぽり覆ってしまいました。


バッタが小さく見えます。


ホオの葉と比べようと持ち歩いていたら、
「えらく大きいねぇ。写真撮るなら持っていてやるよ」
と夫。


ホオの葉の一番大きそうなのを選んで採ってきて、さて比べようとしたら、早速でしゃばりトラのお出ましです。
「バッタがまだついているのに、やばい!」


幸運にも、トラはバッタに気づきませんでした。
 

普通の桐の葉とも比べてみます。
手前が二年目の苗ですが、半日陰に育つ桐の木姿はだいたいこんなものです。


いやはや、お化け葉っぱの大きいこと。
桐の種の小ささを考えると、短期間でどうしてこんなに大きくなるのか信じられません。
幅は91センチ、長さは葉柄も入れて、126センチありました。
 

葉柄の太さも2センチ以上ありました。
植物の底力を見てしまいました。




2014年8月11日月曜日

センダン、ところかまわず


この時期、どこででも育っているセンダンの苗ですが、生垣のドウダンの上にも頭を出していました。


ドウダンの下をのぞくと、どこへ伸びれば最も太陽に近いか迷ったのか、曲がりくねって、もちろん下には葉もつけずに伸びていました。

せっかく、お陽さまを拝めるようになったというのに、ご愁傷さま、すぐ引っこ抜いてしまいました。




2014年8月10日日曜日

また、あの蜘蛛が


見つけたら、感心しないではいられないクモの巣を、生垣の上に見つけました。
あれっ、よく見るとこのこの前のクモとは種類が違うのでしょうか?身体がちょっと細めです。直線の模様をつくっていたクモと同じ種類でしょうか?

周りに糸は細く、真ん中だけギザギザと太く、お見事です。もしかしたら、太い部分は自分の居場所、目くらましで、細いところにかかる獲物を待っているのかもしれません。


ところで、私は生垣に絡みついたヤブカラシやヘクソカズラを取り除いている最中。クモの巣の後ろに見えるヘクソカズラをそっと引っ張ってみます。
クモの巣はちょっと揺れましたが大丈夫でした。


それにしても、とってもとっても、何度も何度も元気にはびこるヘクソカズラでした。



2014年8月9日土曜日

蝉の抜け殻

刈り払い機をつかって草を刈っているときによく蝉の抜け殻を目にします。
アブラゼミの抜け殻なんて、わざわざ見つけようとしなくても、あっちにもこっちにもあってうるさいくらいですが、ヒグラシの抜け殻やミンミンゼミの抜け殻となると、たいてい草刈り最中に見つけるものです。
ところが両手は塞がっているので、後でと思うと、所定の草を刈り終え、汗をかくのでシャワーを浴び、お水でも飲んでいるうちに蝉の抜け殻のことはすっかり忘れ果てます。しばらくして、あるいは数日経って、
「あれっ、蝉の抜け殻はどこだっけ?」
と思い出してからさがしに行っても、見つかるものでもありません。

それではと、草刈りの最中に、抜け殻がつかまっている葉っぱごと採って、片手に持って草刈りもしてみました。機会の振動で抜け殻は小刻みに揺れています。
ところが気がついたら持っているのは葉っぱだけ、なんてことの繰り返しで、ミンミンゼミの抜け殻はとうとう、今のところ手元にありません。


まずは、「犬も歩けばアブラゼミの抜け殻に当たる」、アブラゼミの抜け殻です。
「いったい、どんだけいるんだ?」
と聞きたくなるほどの数です。


泥だらけのニイニイゼミの抜け殻です。
以前はケヤキの木に大挙して脱いでいましたが、このところケヤキの木のあたりの乾燥が進んでしまって、どこか、湿ったところに鞍替えしたとみえて、めっきり数が少なくなりました。


ヒグラシの抜け殻です。
「薄い、薄過ぎる!」
手で強くつまむと壊れそうになります。


左からアブラゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミの抜け殻です。


「あれぇ、びっくりした」
頭の上の割れ目に残っている白い部分が、触ったときに曲がったのか、置いておいたら勝手に90度動いたのです。
抜け殻だと知っているのに、肝が冷えました。