先週の土曜日に笠間稲荷の近くを通ったので、もうフジが咲いているかと、寄ってみました。
笠間稲荷には二本のフジの太い木があり、見事に枝を伸ばしています。いつだったか、ゴールデンウイークに友だちを連れて行った時は、長い花が一面に下がっていました。
けれど、今年は冬が寒くて長かったので、ゴールデンウイークには、間に合わなかったようです。
いままで気がつきませんでしたが、境内にシダレカツラという木がありました。
どう見ても桂の葉なのにに、大きいこと!
これがシダレカツラの葉、
お稲荷さんの境内では、奉納されたさざれ石も見ました。
「ふ~ん、岩になったさざれ石ってこれかあ」
ちっともきれいじゃなく、なんで「君が代」に歌われたのか、合点がいきません。
小さなさざれ石の方が、ずっと素敵じゃないですか!
お稲荷さんの境内のはずれの敷石の中から、ちょっとだけいただいてきました。
小さな小さな、きれいな石たちです。ムクロジと並べると、その小ささがわかります。
那珂川の河川に、こんなきれいな石があるかなぁ。
6 件のコメント:
このさざれ石は石灰岩っぽいですね。石灰岩は脆い石なので、ちょっと圧力を受けるとくだけ易く、その破砕礫が雨水などによって溶け出した石灰岩の成分である炭酸カルシウムによって再固着した、石灰岩からなる角礫岩ですね。岐阜の大垣にある石灰岩の山、金生山は化石でも知られていますが、たしかこんな石を産しており、磨かれて石材になっていました。
国歌の中のさざれ石、破砕された細かな石が再び大きな石に戻ると言う意味で、千代に八千代に・・・と永代続くよう再生の意味?って深読みですかね?(笑)
Shigeさん
再生とか永続と言うなら、例えば、川の流れにたとえればいいのに、どうして小石がくっついて大きな岩になるまでというのか、何度考えても腑に落ちません。しかも、さざれ石と呼ばれるものが素敵ならともかく、なんか変なのですから。
でも、セメントのない時代、あの石を見て、マジックのようで、とっても不思議だったのかもしれませんね。
祖母の兄弟の名前は、君、千代、八千代、さだえ、いわお、で、私の祖母は「さざれ」ではなく「さだえ」でした。
国歌の話が出たので、つい思いだしてしまいました(^^)
mmerianさん
すごい!そんな時代があったのですね。といって突然思い出したのですが、私の祖母は石代という名前でした。関係あったのでしょうか?
もっとも祖母の姉弟で私が知っているのは姉の亀(自分で愛と改名)、弟の三郎ですから、関係ないかもしれません。
小さいとき、さざれ石という小石のような甘いお菓子を時々食べたので、私は岩になったさざれ石は知りませんでした。だから「君が代」が変だと思い続けていました。いまだに納得がいきません(笑)。
シダレカツラいいですね。
桂は年に2回葉を出すんですよ。
冬芽から出る葉は、大きなハート型ですが、初夏ごろに出てくる葉は小さめでやや細長い形をしていますので、確認して見てください。
また、朝方や雨上がりの翌日の匂いはカラメルのような匂いがしますから、是非こちらもかいで見てください。
Tomokiさん
えっ。二度も葉を出すのですか?
桂は好きで、食卓から見えるところに植えて、毎日見ているのですが、気がつきませんでした。
家の近くに植えすぎて、そのうち夏場は桂しか見えないということになりそうなので、移した方がいいかしら、なんて言っている間に、どんどん大きくなってしまいました。もう、植え替えは無理でしょうね(笑)。
トチも小さいとき植えたので、近すぎました。ただの細い棒のときは、なかなか、想像がつかないものですね。
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