2014年4月26日土曜日
夜の住人
草刈りしていたら、四年ほど前に切ったミズキの根が掘り崩されているのを見つけました。
誰かが、虫を捕ったようです。
マユミの枝が覆いかぶさっているので、誰にも見られず掘るにはもってこいの場所です。
倒して、重いのでそのままにしておいたミズキの太い幹も、掘り崩されています。
中っくらいの枝は、切りそろえて積んでいて、毎年、刈り払い機が当たって草刈りの邪魔でしたが、もう影も形もなくなりました。
木は倒れても、土になる前に虫を養い、小動物を養い、これからも菌や蟻を養っていこうとしています。偉いねぇ。
ところで、夫が屋外にスピーカーを設置し、それをつなぐコードをホースに通して埋めてありました。
数年前から、誰かが一部掘り返して、ホースが見えていて、草を刈るときは、ホースをひっかけないよう細心の注意が必要でした。
時間があるときに埋め戻そうとは考えるのですが、そのままにしていたら、この春はあちこちでホースが露出し、おまけにコードは何ヶ所かで切断されていました。
夫に報告すると、
「実は、植えたばかりの桜の木が、引っこ抜かれていたんだ。気味悪がるだろうから言わなかったけど」
「えっ、まさか人がやったと思っているの?」
「だって、すっぽりきれいに抜けてたんだぜ。動物にできるかい?」
夫は、不審者がやって来て、コードを引っこ抜いたり、桜を抜いたと思ったのでした。それくらい、動物技ではなかったのです。
いったい誰でしょう?狸?イノシシ?ハクビシン?アナグマ?
ホースは、掘り返さないで引っ張れば抜けて、その下あたりは柔らかくてミミズがいることを、ちゃんとわかって引っ張ったのです。
監視カメラを取りつけてみたいなぁ。
夜にはいったいどんな世界が出現しているのでしょう?
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