そろそろ、女王バチが一匹で巣づくりをして、一家を構える下準備をする時期が終わりました。
春先、越冬した女王バチは、一匹だけで巣に適した場所を探しまわり、適した場所が見つかったら、せっせと設営します。巣の基礎ができたら、働きバチたちがやってきて、さらに巣を大きくし、さらに働きバチを増やしますが、それまでは、たった一匹の仕事です。多くの女王バチは、この一匹だけで働いている期間に、うまく巣がつくれなかったり、過労になったりして命を落とします。
この、一匹で行動しているとき、どれだけ巣をつくらせないようにするかが、人間側の課題です。
これは母屋ですが、作業棟でも、入ったものの出られなくて、たくさんのハチが命を落としました。
作業棟の下屋の下、梁の上に電気配線して、全体は壁を張ってありますが、コンセントのある所に小さな扉をつけて、点検できるようにしているところがあります。
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