2014年8月23日土曜日

コナラのレース


我が家へと入る坂道の中央にはタマリュウを植えています。
両側のコンクリートは土の下ではつながっているし、両側を車輪が通る道ですから、ここに木が育つということはありえませんが、毎年タマリュウの間からおびただしい数のクヌギやコナラが芽を出します。
頭上が林になっているのです。
以前は抜いて植え替えてやったりしていましたが、クヌギ、コナラに不自由していないので、最近では容赦なく抜いてしまいます。


そんな、稚苗を抜いていたら、おや、葉をきれいに虫に喰われたコナラの苗がありました。
 
 
酔狂にも、白い紙を持って来て、当ててみます。


はっきりと見えるかなと思っただけなのに、ちょうど陽がさしてきて、美しく影ができました。


他にもあります。


抜くと、根が曲がっていました。
あまり強くないものが喰われたのかもしれません。
 

虫さんの仕事に脱帽。




2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

虫に食われて、こんなレース模様ができたのでしょうね。
子供の頃、理科の授業でヒイラギの葉っぱを苛性ソーダで煮て、それを歯ブラシで押し付けるようにして葉肉をとり、こんなの作りました。
今思えば、よく小学生に苛性ソーダ過熱・・・やっていたものですが、それだけで半日かけてくれる楽しい先生がいたものです。

さんのコメント...

Shigeさん
レースの葉っぱはお土産ものとして売っているのは見かけても、自分でやるとなかなかできるものではありません。私も柊の葉を試したことがありましたが、失敗に終わっています。
「千里の道も一歩から」、「塵も積もれば山となる」、虫に脱帽です。
昔は変な先生や面白い先生がいろいろいましたね。小学校の図工の時間は、「勝手に写生して来い」ばかりで、みんなで山に登ったり、川に行ったり、ほぼ遊びでした(笑)。